省力化機械で日本の労働力人口の減少に立ち向かう会社のブログ~自動機の開発・設計・製作から3Dプリンタ、治具の設計製作まで~

(有)イージー・エンジニアリングは、富山県朝日町にある AutoCAD・三次元CADによる試験機・産業機械・省力化機械・自動機を設計・製作・機械開発している会社です。省力化機械の開発・設計・製作から3Dプリンタ、治具の設計製作まで手がけています。

開発日誌

【コラム】創造の楽しさ~「わくわく」と3Dプリンタ~


弊社のCI(corporate identity)とは何であろうと、よく考えます。

顧客の話を聞くと、どうも「わくわく」にあるようです。「創造の楽しさ」を追いかけ続けるところにあるようです。

「あなたは、いつも『面白い』と言う」

先日、顧客からそう指摘されました。

確かに、「面白いか、面白くないか」が仕事を選ぶ基準になっている面はあります。そのためにどれだけ損をしたか計算したくもないくらいですが(苦笑)、社外にお金がそれほど出ないという条件であれば、できるだけ楽しいことに取り組もうということは間違いないです。3Dプリンタ事業もその中から生まれ育ちました。

「わくわく」を追求して、損ばかりしていると後悔することも多いのですが、十数年、何とかこの会社を続けさせてもらう中で、「わくわく」が成果を上げて、次の仕事を呼ぶことが多くなりました。時代が変わりつつあるのだと思います。

もちろん、経済合理性と両立させないと会社は続けられないですし、このブログの中の人は納期とコストに追われていつもキリキリしているのは間違いないです(苦笑)。そして、外部のマクロ環境の影響も大きいので一概に言えないのですが、「わくわく」の占める比率は実に大きくなっているということはいえます。

「わくわく」を定量化するのは困難なので実証するのは難しいですが、「わくわく」から始まった弊社の3Dプリンタ事業のこれからの成長が実証することになると思います。3Dプリンタ自体の受注はまだですが、受託開発の依頼や成形品製作依頼はいろいろ頂きますし、引き合いも様々頂いています。

また、「わくわく」から始まる顧客との関係はとても楽しいもので、そこからさらなる「わくわく」が生まれる好循環があります。

これからの弊社の3Dプリンタ事業をどうぞよろしくお願いいたします。


オートレベリング


3Dプリンタに関わる調整で最も面倒なのはオートレベリング(自動水平化)です。

Z軸方向の高さを四隅で保証しておかないと、ヒートベッド上にプリントされる成形物の平行度を出せなくなってしまいます。それを自動化するのがオートレベリング機能です。

主に下記のサイトを参照して、オートレベリング作業を行いました。
Zプローブ プリント部品とファームウエアの設定

このサイトではデルタ型の設定ですが、弊社ではXYZのカルテジアン方式で運用していますので、Cartesien Printerを選択しました。
Z-Probe00
弊社では、センサーはリミットスイッチを用いました。エクストルーダーヘッドとリミットスイッチZprobeとの間の高さの差を"Z-probe height"に入力するのがポイントです。ここだけは手動で計測した上で入力する必要があります。

下記が手順です。
1.Z probeを上げて原点へ
2.手動でZ軸10mm上げてZ probeを下げる
3.コマンド"G32"送信→計測開始
4.コマンド"M500, M320 S2"送信→EEPROMへの書き込み→オートレベリング有効
5.Z probeを上げる
6.原点へ

 

ラスターベクター変換~写真から立体をつくるためには~


3Dプリンタが一家に一台導入される!!

と喧伝された時代がありましたが、現実には一向にそんな時代が訪れそうもありません。その際の一つの障壁になっているのは、写真から立体をつくることの難易度の高さです。

例えば、下記の記事にあるように写真から3Dデータを構築することには膨大なコストがかかります。

文字通り次元が違うから難しいのは当然ですが、2Dデータ→2D印刷の容易さからは到底理解できないくらい困難です。

一つのきっかけになるのが、ラスターベクター変換です。下記の記事にもあるように、
ベクターデータ = 点を結んだ要素(線、ポリラインなど)。CADで利用できるデータ

で、写真や画像をCADデータに変換するわけです。2次元のCADデータにさえ変換できれば、あとはそれを押し出したり手を入れたりすれば3Dデータのできあがりです。

例えば、下記の無償ソフトがあります。
Online Image Vectorizer
Online image vectorizer(ドイツのソフト)

あるいはイラストレーターでラスタ画像をベクタ画像へ変換するというアプローチもあります。
[Illustrator] ラスタ画像をベクタ画像へ変換する ? 画像トレース ? プログラミング生放送

3Dデータのモデリングは大変深い世界ですが、まずはその入口としてここから着手してみてはいかがでしょうか。ロゴを作ってみるのは面白いと思います。


ミニ四駆モーター用エンコーダ基板の製作


自動化機械を専門とする弊社にとって、エンコーダは回転数を検知して制御するためにとても重要な部品です。

しかし、既製品のエンコーダは最低でも数千円するのが通常で、高付加価値の一品料理の自動機であればためらわず使えるものの、量産機においては安価に回転数を検知するエンコーダを別途内製する必要があります。その内製のための工数も必要です。

その中で、本記事にあるエンコーダ基板製作の試みは興味深いものです。実際に製作して機能を検証していないので推奨はしませんが、機会があれば試作してみたいと思います。

ミニ四駆モーター用エンコーダ基板の製作(1) - なんでも作っちゃう、かも。
ミニ四駆モーター用エンコーダ基板の製作(2) - なんでも作っちゃう、かも。


3Dプリンタをタッチパネル(タッチスクリーン)で制御する(2)


3Dプリンタをタッチパネル(タッチスクリーン)で制御する(1)の続報です。


下記タッチパネルにインストールすることはできました。
cocopar Raspberry pi 2B/3B用 3.5インチ タッチスクリーン TFTモニタLCD


そして、3Dプリンタの画面表示まではできました。

ただ、全画面表示ができません。全画面表示できないこともあり、狭くて窮屈な使用感です。

下記がRepetier Server タッチパネル制御の立ち上げに関する要領ですが、英文である障壁もあり、上手く行きませんでした。
Booting into Touchscreen Mode for Linux - Repetier-Server

下記の要領でまずは全画面表示ができそうなので、そこでトライしてみます。
Raspberry Pi で kiosk 端末を作る | 傀儡師の館.Python - 楽天ブログ

進展がありましたらご報告します。


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プロフィール
(有)イージー・エンジニアリングは、富山県にある AutoCAD・三次元CADによる試験機・産業機械・自動機を設計・製作・機械開発している会社です。最近は小規模のクラシカルな機械の修理や、3Dプリンタの開発も手がけています。 連絡先 TEL:0765-83-3521 FAX:0765-83-3522 EMail:info@ez-eng.jp
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