3Dプリンタが一家に一台導入される!!

と喧伝された時代がありましたが、現実には一向にそんな時代が訪れそうもありません。その際の一つの障壁になっているのは、写真から立体をつくることの難易度の高さです。

例えば、下記の記事にあるように写真から3Dデータを構築することには膨大なコストがかかります。

文字通り次元が違うから難しいのは当然ですが、2Dデータ→2D印刷の容易さからは到底理解できないくらい困難です。

一つのきっかけになるのが、ラスターベクター変換です。下記の記事にもあるように、
ベクターデータ = 点を結んだ要素(線、ポリラインなど)。CADで利用できるデータ

で、写真や画像をCADデータに変換するわけです。2次元のCADデータにさえ変換できれば、あとはそれを押し出したり手を入れたりすれば3Dデータのできあがりです。

例えば、下記の無償ソフトがあります。
Online Image Vectorizer
Online image vectorizer(ドイツのソフト)

あるいはイラストレーターでラスタ画像をベクタ画像へ変換するというアプローチもあります。
[Illustrator] ラスタ画像をベクタ画像へ変換する ? 画像トレース ? プログラミング生放送

3Dデータのモデリングは大変深い世界ですが、まずはその入口としてここから着手してみてはいかがでしょうか。ロゴを作ってみるのは面白いと思います。