3Dプリンタでいま主流であるFDM(熱溶解積層法)方式によって成形する材料は、
フィラメントという直径1.75mm程度の棒状の製品です。

フィラメントの材質はこれまでは主にPLAやABSでしたが、
これだけで満たされていないニーズが膨大にあり、
その結果、フィラメントの開発が急ピッチで進められているようです。

メモ代わりにこちらにまとめておきます。

▼フィラメント比較
3Dプリンターで使えるフィラメントはプラスチック素材だけじゃない!!最新フィラメント動向のまとめ - 3Dモデリングによる3Dデータの活用法とデジタル・ファブリケーションの実践!
 主要どころに絞って紹介されているので分かりやすいです。

▼PLA関連
エンジニアリングレベルのガラス強化PLAフィラメント登場
最終品レベルでも使用可能。マット仕上げの新型PLAフィラメントProMatte

▼インソール向け
ゴムのように柔軟な伸縮性を持つ3Dプリンター用材料NinjaFlex
ストラタシスがユーロモールドで新しい3Dプリント素材FDMナイロン12を発表
 ナイロンとナイロン12についてはこちら
   ナイロン(ポリアミド)の特性と用途 加工の注意点と代表的製品

▼異素材のフィラメント
MakerBotは4種類のPLA複合フィラメントを発表
ColorFabbが真鍮のフィラメントを追加、今度は金の輝きを持つbrassFill
ColorFabbは金属の3Dフィラメントを追加、もう一つの銅材料CopperFillを発表
ColorFabbは竹の質感を持つ3DプリントフィラメントbambooFillを発表
木目調の見た目と木の柔らかい質感を持つ3DプリントフィラメントWoodFill
低価格3Dプリンターで金属プリントが可能に、ブロンズのフィラメント登場
積層を高品質にしてくれるABSとPLAの長所を持つ特殊フィラメントが登場

▼カーボンナノチューブ
カーボンナノチューブの3Dプリンター用フィラメント

デスクトップ3Dプリンターをより高性能、実用的に。colorFabb_HTフィラメント

熱可塑性エラストマー(合成ゴム)に特化。NinjaTekの二つの新しいフィラメント

▼導電性PLAフィラメント
コントローラーやスタイラスペンの試作も!導電性PLAフィラメント登場