3Dプリンタに関わる調整で最も面倒なのはオートレベリング(自動水平化)です。

Z軸方向の高さを四隅で保証しておかないと、ヒートベッド上にプリントされる成形物の平行度を出せなくなってしまいます。それを自動化するのがオートレベリング機能です。

主に下記のサイトを参照して、オートレベリング作業を行いました。
Zプローブ プリント部品とファームウエアの設定

このサイトではデルタ型の設定ですが、弊社ではXYZのカルテジアン方式で運用していますので、Cartesien Printerを選択しました。
Z-Probe00
弊社では、センサーはリミットスイッチを用いました。エクストルーダーヘッドとリミットスイッチZprobeとの間の高さの差を"Z-probe height"に入力するのがポイントです。ここだけは手動で計測した上で入力する必要があります。

下記が手順です。
1.Z probeを上げて原点へ
2.手動でZ軸10mm上げてZ probeを下げる
3.コマンド"G32"送信→計測開始
4.コマンド"M500, M320 S2"送信→EEPROMへの書き込み→オートレベリング有効
5.Z probeを上げる
6.原点へ