先日、Facebookでも記載しましたが、CNC加工機のルーターの回転数を、デフォルトの値よりも下げたいと思っています。そのことによって、加工に対応できる材質のバリエーションを増やしたいからです。

そこで、ボリュームの抵抗値を変更して、回転数をどこまで減らすことができるのか計測するために回転数計を試作しています。

こんな感じのものを試作しました。
IMG_4619


参考にしたのは、下記のブロクです。Arduinoを用いています。
Arduino RPM Counter / Tachometer

モニター(LCD)等はこのパーツセットが安くて便利でした。ただ、上記ブログ事例に採用されいていたフォトトランジスタと赤外線LEDが同梱されていなかったので、社内在庫のオムロンの透過センサ(E3Tシリーズ)を代用しました。
Kuman Arduino キット Arduino uno r3 UNO R3互換ボード カラーLED+LCDモジュール+ブレッドボード+B10k 回転電位差計 Arduino UNO R3 Mega2560 Mega328 Nano  実験用 K64

また、Arduinoは下記代替品で機能することは確認しましたので、どの代替品を使っても機能するのではないかと思います。
Kuman UNO R3開発ボード ATmega328P USBケーブル付属 Mega 2560 Nano Robot Arduinoと互換 Arduino IDE AVR MCU Learner K53


さて、実際に運用してみました。このようにして、回転数がモニター(LCD)に表示されます。



ハード上の制約のせいか、7000r.p.m.より高い回転数が表示されないので、もう少し挑戦してみます。

追記
 オムロンの透過センサを、参考にした上記ブログのようにフォトトランジスタとLEDの組み合わせで置換えてみました。
 上記ブログでは、赤外線LEDが出した光を赤外線フォトトランジスタで受光する思想になっていたのですが、間違えて赤外線でないフォトトランジスタを秋月電子通商で購入してしまい、LEDが出した光を感度良く受けることができないようです。
 下記のフォトトランジスタであれば、秋月電子通商で購入した赤外線LEDと感度が合うので、回転数が高くても感知してくれるのではないかと思います。
 赤外線フォトトランジスタ仕様書
フォトトランジスタ ST-1CL3H 6個パック