省力化機械で日本の労働力人口の減少に立ち向かう会社のブログ~自動機の開発・設計・製作から3Dプリンタ、治具の設計製作まで~

地域密着型で自動機・省力化機械の設計・製作・機械開発をしています。近年は基板設計の優位性を活かして3Dプリンタや「かんたん電子看板」などの開発・製作・販売を行っています。

リール

自己複製する3Dプリンタ(2)

前回お伝えした自己複製する3Dプリンタ(1)の記事の続きです。

前回から部品を何点か成形していましたが、ついに全て完成しました。

フィラメントが巻かれているリールを支えるホルダを3DCADで設計し、それを3Dプリンタで自己複製しました。

現在のリールホルダーは、トップヘビーで不安定な構造でした。リールホルダを支える脚をアルミフレームにしました。

自分の体を自分で成形するのはとても面白い体験です。

写真ではこのようなイメージです。



手前にあるクランプレバーで様々な幅のあるフィラメントホルダに対応します。
IMG_4723

ホルダを支える脚はアルミフレームにしました。頑丈です。
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動画ではこのようなイメージです。


ほどよくブレーキが効いていてリールが転がりすぎずに、それでいてキンクせずにちょうど良く転がっているのが分かると思います。

3Dプリンタリールホルダ改造

細かい改善を続けています。

従来のリールホルダは既存品の流用をしていることもあって、S45CやSS400の鉄の切削品・加工品が多くて、やたらと重たくなってしまっています。悪いことにトップヘビーになっていて、かなり困っています。


これまでも3Dプリンタ成形品を用いてきて改造は進んだのですが、今回は取付板とパイプホルダを一体化してABS成形品に置き換えました。

こんな感じです。



底面にはパイプの受けも成形しました。これで負荷はかなり減りました。一番重たいのが今回成形した部品の中に入っている鉄製のベアリングホルダなので、これも一体化したくなってきました。


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