省力化機械で日本の労働力人口の減少に立ち向かう会社のブログ~自動機の開発・設計・製作から3Dプリンタ、治具の設計製作まで~

地域密着型で自動機・省力化機械の設計・製作・機械開発をしています。近年は基板設計の優位性を活かして3Dプリンタや「かんたん電子看板」などの開発・製作・販売を行っています。

自己複製

自己複製する3Dプリンタ(2)

前回お伝えした自己複製する3Dプリンタ(1)の記事の続きです。

前回から部品を何点か成形していましたが、ついに全て完成しました。

フィラメントが巻かれているリールを支えるホルダを3DCADで設計し、それを3Dプリンタで自己複製しました。

現在のリールホルダーは、トップヘビーで不安定な構造でした。リールホルダを支える脚をアルミフレームにしました。

自分の体を自分で成形するのはとても面白い体験です。

写真ではこのようなイメージです。



手前にあるクランプレバーで様々な幅のあるフィラメントホルダに対応します。
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ホルダを支える脚はアルミフレームにしました。頑丈です。
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動画ではこのようなイメージです。


ほどよくブレーキが効いていてリールが転がりすぎずに、それでいてキンクせずにちょうど良く転がっているのが分かると思います。

自己複製する3Dプリンタ(1)


3Dプリンタを語る上で「自己複製」(英: Self-replication)という概念が欠かせないものとなっています。

「自己複製」

何だかSFのような響きがあります。3Dプリンタが自分で自分の手足を製造するようなことが本当にできるのか?中の人自身も自分で3Dプリンタをつくる前は半信半疑でした。

ところが、今や自社の3Dプリンタに必要な部品、不具合が出て改善する必要があると判断した部品は、これまでもどんどん3Dプリンタで自己複製してきました。


この左右対称の部品がどのように適用されるのか、追ってご報告いたします。
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